平成20年11月16日、上草野公民館に於いて「認知症セミナーin長浜」を開催しました。
今回は、医療法人あづま会理事長・大澤誠氏による「認知症のBPSD(周辺症状)の治療とケアと題した基調講演と、グループホームいろり庵責任者・野瀬真孝氏による「その人らしさを引き出すコミュニケーション」と題した米国における治療的レクリエーションについての教育セミナーを行いました。
基調講演では、認知症の周辺症状(BPSD)である不眠・徘徊・幻覚などは60~80%の頻度で認知症の経過中に認められ、介護負担が増えるなど重要な問題となり、また本人にとってもつらい状況となることが説明され、認知症の人が住み慣れた場所で最期まで過ごすためには、周囲の理解と適切なアプローチが必要であると話されました。
教育セミナー講師の野瀬氏は、東ミシガン大学で治療的レクリエーションを学び、グループホームでその実践を行っておられます。今回は、治療的レクリエーションの定義や歴史、その評価方法などを紹介され、氏が大学在学中に行われた地域の若者とお年寄りを交えた手品教室のビデオ上映や手品の実演も行われ、「レクリエーションは生きがいにつながり、そこからその人らしさが生まれる。人が生きるにはレクリエーション(=生きがい)は不可欠である」と話されました。

